REPORT

2026/09/29

北海道大学杖道サークル
引き継ぎ資料

私たちのサークルは、様々な業務をこなしながら、日々の稽古や普及活動を続けてきています。
この資料では、当サークルで配置する役職と、その作業内容について説明します。

役職の概要と人数

まず、それぞれの役職を、以下のように割り振りします。

代表 (1)

組織の責任者として、意思決定をしたり、地域の先生・大学・他団体と連絡をとったり、書類を提出したりします。

判断基準……部員の代表としての責任感を持ち、杖道というフロンティアへ継続的に取り組める方。

副代表 (1)

活動予定や部員名簿などを管理して、部員の交流を図ります。代表と比べると、内側を盛り上げる役割です。

判断基準……部内外での交流を促進して、杖道をみんなが楽しめるようにできる方。

会計 (1)

会費を集めたり、団体の収支を書類にまとめたりします。年に数回の作業になるので、忙しい部員でもやりやすい枠。

判断基準……お金や物品の管理を通じて、学業やアルバイト等と両立しながら取り組みたい方。

稽古 (2)

稽古の計画、指導、部員の支援などを行う。2人で分担することで、稽古を持続的に行えるようにします。

判断基準……部内のよき指導者になって、継続的に稽古に取り組める環境を整えて、みんなが参加しやすくしたい方。

普及 (3)

杖道・北志杖と新しい人との接点を作る。SNS運用、写真や動画の撮影など多岐にわたりますが、個別に担当者を固定せず、都度分担して取り組みます。

判断基準……杖道や北志杖を、より多くの知らない人に届けたいという熱意を持ち、積極的に普及活動に取り組める方。

北志杖運営規約(令和8年度4月版)に基づく留意事項

各種業務の詳細

一部の役職に関連して、主な作業の内容やアドバイス等を載せておきます。

日程調整(副代表)

活動予定として、年間・月間・次回の3つそれぞれについて立てます。

年間予定

春の新歓期、地域行事や他大学との交流行事、秋の大きな行事など、年間の大まかな流れです。北海道剣道連盟杖道部会・札幌剣道連盟杖道部会などが出している情報を、先生との連絡や Instagram の投稿をもとに参照します。その後、部員に告知したり、サークルの Google カレンダーや北大部活サークルnaviに登録したりしてください。

月間予定

次の1ヶ月の予定については、毎月20日に「北ガスアリーナの次月カレンダー掲載」と「札幌市公共施設の利用抽選・予約開始」があります。これらに合わせて確認や申し込みを行い、日時・場所などが確定し次第、部員に告知します。

帰省等のため、サークル全体で2〜3週間ほどの夏休みと冬休みをとります。これについては、できれば3ヶ月ほど前から議論を始め、それ以外の活動日に多くの部員が参加できるようにしましょう。

次回予定

次回稽古予定日の前々日(月曜定例なら土曜日)ごろに、部員グループに向けて参加予定を募ります。参加する・しないのそれぞれを連絡してもらい、稽古の規模感を把握したり、用具を準備したりしましょう。

公認申請書類では、年間行事予定として、時期、行事名、経費(単位:円)、備考(行事内容、経費内訳等)が必要なようです。

収支管理(会計)

本サークルの収支は今のところ、簡易なスプレッドシートで運営されており、そのまま引き継いで利用するのも良いかと思います。

収入の部としては、公認申請書類では、入会金、会費、寄付、事業収入という項目があらかじめ用意されています。また支出の部としては、前年からの繰越を引き継ぐほか、パンフレット印刷代、Webサイトドメイン代、ポスター印刷代などを記録・計上してください。

稽古運営(稽古)

稽古担当にあたる際は、自らがよき修練者となると同時に、その学びを体系化や言語化し、他の部員や後輩に伝えていくという熱意が重要です。機会があるときには地域の稽古に参加し、学びをメモに残してみてください。

稽古計画

稽古は、大まかには「基本技」→「打ち込み」→「形」の順に進めます。今のところは1級〜初段レベルで稽古していますので、以下に箇条書きする技を順番に取り組む形になります。基本技と打ち込みで1時間、形で1時間を基準に、進度をみながら柔軟に調整するようにします。

  • 基本技 1本目 本手打
  • 基本技 2本目 逆手打
  • 基本技 3本目 引落打
  • 基本技 4本目 返し突
  • 基本技 7本目 繰 付
  • 形 1本目 着 杖
  • 形 2本目 水 月
  • 形 3本目 引 提
  • 形 4本目 斜 面
  • 形 5本目 左 貫

地域の稽古では、原則としては全ての技に取り組んでいますが、当サークルではそれを踏襲するよりも、始めやすく続けやすい技を精選して稽古するようにしています。

部員の修練支援

杖道を修練するにあたっては、定期的かつ継続的に稽古することが望ましいですが、杖道への挑戦を喚起する本サークルの理念上、都合が合わない部員もいるかと思います。日程調整結果を見ながら、参加できない部員には声かけをしたり、来た際に丁寧に指導したりして、全員が杖道(との関わり)を楽しめる場をつくっていくよう心がけましょう。

SNS運用(普及)

現時点では、当サークルの公式SNSとして「Instagram・X・YouTube・北大部活サークルnavi」を位置付けています。各種SNSのパスワードは担当の方へ個別にお渡ししますので、アカウントが他の誰かに取られることのないよう、厳重に注意してください。

以下に各 SNS ごとの主な目的と目標を記述しますが、共通して言えることは、継続的な投稿や発信を通じて、フォロワーを増加させ、DM・コメント等で閲覧者との交流を図ることです。

Instagram

新入生とフォロー等を通じて繋がり、ストーリーズや投稿を上げていくことで、団体に興味を持ってもらいます。新入生については、3月ごろになると自己紹介欄で「#春から北大」「北大B1」などと記載したアカウントが増えていくため、これらを積極的にフォローすることで、接点を作ります。

Instagram では、シェア率と保存率が高まることでコンテンツの価値が高いとみなされ、より多くの人の目に触れる機会が増えるようです。シェアや保存をしたくなるようなコンテンツ制作を心がけてみてください。

X

大学生活のリアルを発信し、重要または緊急性のある情報をより多くの人に届けます。

YouTube

動画を定期的に制作・投稿し、チャンネルの交流を増やすことで、より多くの人に杖道の魅力を伝えます。北志杖チャンネルに掲載される動画は、(1)稽古動画、(2)企画動画、(3)PV動画の3つに分けられます。

稽古動画は、稽古の様子を撮影し、そのまま届けるものです。稽古と撮影を並行して行えるため容易ですが、武道に興味がある視聴者層にしか届かないことが想定されます。企画動画は、世の中(あるいは新入生向け)の疑問を1つ取り上げ、それを仮説検証するものです。一般的に知られていないことを明らかにし、多くの人に楽しんでもらえる形式だと言えます。PV動画は、魅力を 30 秒前後の短さにまとめて伝えるものです。新歓時期に撮影・公開することで、時間の限られた新入生にも見てもらいやすくなるでしょう。

動画制作において見逃せないのは、クリック率と継続視聴率です。前者はサムネイルやタイトルで「見てみたい」と思わせる指標、後者は動画の冒頭の強さで「見続けたい」と思わせる指標です。北志杖の動画としては、杖道関連の用語など「武道愛好家専用文言」を避け、動画の冒頭も様々な人が直感的に理解できるよう工夫することが重要です。

北大部活サークルnavi

北海道大学では言わずと知れた、同名の学生団体が運営する課外活動プラットフォームです。

継続的な投稿が必要な上記 SNS とは異なり、定期的な更新は不要ですが、情報を更新するとトップページの「LATEST」に掲載されるため、新歓期など、より多くの人の目に触れさせたいときには、日々更新することが望ましいです。

物理媒体および電子媒体の制作(普及)

ポスターやパンフレット、そして公式 Web サイトのような媒体は、杖道の魅力を一瞬で伝えるための非常に強力なツールです。

物理媒体

物理媒体は、上述したポスターとパンフレットのほか、将来的には立て看板やサークルグッズの展開が考えられます。北志杖の視覚的なアイコンを通じて、杖道を身近に感じさせることができるでしょう。

本資料とは別に、サークルの「ブランディングガイド」を制作しています。ブランディングとは、信頼や印象を築き上げ、他団体との違いを伝えるための戦略的活動です。 北志杖では、色やアイコンを通じて伝統と開拓の精神を表現するほか、あの「400年の歴史を紡いでいる団体だ」という選ばれる魅力のために、ブランドを活用したいと考えています。

普及戦略のひとつとして「杖道を直接売らない」という観点があります。例えば、伝統への挑戦、未知との遭遇のようなキャッチコピーです。武道に興味を持っていない層を巻き込む効果が期待されます。

Web

Webサイトは、一般的には HTML、CSS、JavaScript で構成されるファイル群(リポジトリ)です。 本サークルの Web サイトを構成するリポジトリ内には、サイトの構成・管理・追記に関する詳細なガイド資料を制作済みです。

全員にお願いしたいこと

役職は、便宜上、必要な業務に名前と担当者を割り当てるためのものです。空き具合や個人の興味・関心に応じて、役職を超えて様々な業務に携わることが、サークルの活性化につながると思います。

まずは、あなた自身が「杖道」という未知に挑戦したことに誇りを持ってほしいです。 そのような所属意識のもとで、具体的にはグループ LINE でリアクションをつけたり、杖道に関連したりしなかったりする悩みごとは先輩にぜひ聞いてみたりしてください。

北志杖は2024年10月1日設立ということで、今年の10月で3年目を迎えます。4年目以降も続くサークルにするにはどうしたら良いか、ぜひ一緒に考えていきましょう。