ピンチなら休める 学業・バイトを支える北大生の「杖の武道」
北海道大学杖道サークル 北志杖(ほくしじょう)では、学業や日常生活を最優先にしながら、「無理のないペースで長く続けられる」 という雰囲気づくりを大切にしています。この記事では、活動ペースの特徴と、北大生のリアルな年間スケジュールをご紹介します。
杖道は、生活リズムの支えになる
当サークルの定期稽古は 「毎週月曜日の19:00〜21:00」の週1回 です。夕方までの講義などを終え、無理なく参加しやすい時間帯に設定しています。
さらに本格的に武道を学びたい、という方は、他の曜日に開催されている地域の道場の稽古に参加することも可能です。詳しくは、地域の稽古に興味を持ったタイミングで構いませんので、入部後に先輩へ相談してみてください。
また、私たちが取り組む「杖道」は、剣道や柔道のような激しいぶつかり合いや力の比べ合いをしない、演武を中心とした武道です。技の仕組みを理解しながら全身を使う、激しすぎずも手応えがある運動強度で、暑い日も寒い日も生活リズムを整えてくれます。
週の初めに心地よく身体を動かすことで、1週間を前向きに動き出せる、とてもいいリフレッシュができます!
学業やバイトとも両立できる
大学生活は、講義や実験、レポート課題、アルバイト、就職活動など、時期によって忙しさの波が大きく変動します。特に実験レポートや期末課題が重なる時期は、時間をやりくりするだけでも大変です。
杖道では、あらかじめ定められた12本の形(かた)を順番に習得していきます。稽古では形の流れを知り、回数を重ねることで動作を定着させて、よりカッコよく・美しく見えるように修練することになります。
それぞれの形は、もちろん動作の理法としては関連していますが、1本ずつ順番に学ぶこともできます。そのため、他のスポーツや武道でありがちなように「数回休むと周りについていけなくなる」という心配がなく、前回学んだことの続きから自分のペースで学びを重ねることができます。
さらに、サークルとしても出席を義務付けるノルマやペナルティはなく、参加できるときに道場へ来て、稽古を楽しんでいます。課題やバイトが立て込んでいる週や試験前は気兼ねなくお休みできますし、都合に合わせた途中参加・途中退出も柔軟に対応します。
サークル活動も学業も、せっかくの大学生活を充実させるために、無理なく長く続けられるよう、部員同士で助け合いながら取り組んでいます!
北大生の1年とサークル活動
北大生の1年(4月〜翌年3月)のキャンパスライフと、四季折々のサークルの過ごし方をご紹介します。
春(4月〜6月)
4月は新学期の始まりであり、サークルの魅力をアピールする新歓期! パンフレット配布や新歓稽古で見学者を募り、杖道の基礎を楽しめる体験会を実施します。ご入会されたあとは、構えや基本技から少しずつ技を深めながら、1週間の生活の軸を作っていきます。
5月のゴールデンウィークには、北海道開拓の村で開催される武道体験イベントのお手伝いへ。6月に入ると「北大祭」が開催され、学内が最も熱気にあふれる初夏がやってきます。パソコン作業やレポートで凝り固まった肩や腰を、稽古で背筋を伸ばしてリフレッシュするのにも気持ちのいい季節です。

夏(7月〜9月)
7月下旬には、前期の単位がかかった期末試験をみんなで乗り越えます。試験が終われば、待ちに待った夏休み!
8月上旬には、前期の頑張りをねぎらい合って北大名物の「ジンパ」を開催します! グリルを囲んで語り合う、楽しくてお肉が美味しい夏の恒例イベントです。夏休み期間は、実家への帰省や旅行など、それぞれ思い思いの夏を過ごせます。
9月下旬から10月にかけては「北海道杖道大会」や「全日本杖道大会」が開催されます。大会出場を目指して熱心に技を磨く部員もいれば、夏休みのリフレッシュを兼ねてゆったりと稽古に参加する部員もいて、各自のペースで夏を締めくくります。

秋(10月〜12月)
10月は後期講義のスタート。2年次にとっては研究室配属や専門ゼミが始まるなど、専門的な学びが深まる時期です。秋新歓として途中入会の見学も常時歓迎しています。
11月に入ると、北大名物のイチョウ並木が見頃を迎え、金色のトンネルやライトアップにキャンパスが彩られます。そして例年11月末から12月にかけて、札幌に冬の訪れを告げる初雪が降ります。
寒さで外に出るのが億劫になり、運動不足になりがちな季節ですが、稽古場所の北ガスアリーナ札幌46は暖房完備。暖かい屋内で伸び伸びと汗を流せます。稽古終わりには、みんなで温かいごはんを食べに行くのもこの季節の楽しみです。

冬(1月〜3月)
年明けは寒さも厳しさを増し、後期の期末試験や総括レポートを迎えます。試験を乗り切れば、およそ2ヶ月にわたる長い春休みがスタート。ウィンタースポーツや北海道の雪景色を満喫する絶好のシーズンです。
大学構内が入試に伴い立ち入り規制される期間も、学外の武道場を利用しているため普段どおり活動しています。帰省や旅行へ出かける部員も多く、ゆったりとしたペースで春を待ちます。
春休み後半の3月には、次年度の履修計画や新歓の準備が本格化。1年前はジャージ姿でおそるおそる杖を握っていた部員が、綺麗な所作で形を打てるようになっています。新たな世界を切り拓いてきた自分を実感しながら、次の4月、新しい仲間を迎える準備を整えていきます。

このように、無理な拘束やノルマに追われることなく、自分の学業や生活リズムに合わせて長く続けられるのが北大杖道サークルの特長です。
週1回、杖を振るって心地よく身体を動かしながら、大学生活のリズムを整える「支え」をあなたの手にしてみませんか?見学や体験はいつでも大歓迎です!
